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2005/10/06
【衆院郵政特】安心の改革法案を趣旨説明 三谷議員
衆議院郵政民営化に関する特別委員会が、6日午後3時過ぎに開かれ、三谷光男議員が党の提出した郵政改革法案の趣旨説明を行った。

 三谷議員はまず、党の改革法案の理念を「国民の権利を明らかにし、国民の権利を保障すること。非効率な官の分野に流れている資金を民の分野に流すこと」であると説明し、そのため「郵便事業と決済サービスについては国の責任でしっかり保障すること」が党の改革案の眼目であることを明確にした。

 その上で、政府案について「官から民へ資金が流れるようになるか大いに疑問。官と民を分けることが必要であるが、国の責務、国民の権利が明らかになっていない」と批判した。

 さらに法案の骨子について説明し、民主党の改革案こそが、真の改革案であることを強調した上で「国債と財投債を明確に区分した上で、財投債を購入しないようにする。天下りを禁止すること」で税金の無駄遣いをなくし、確実に公的部門の縮小となることを訴えた。

 最後に三谷議員は改めて党の郵政改革法案が優れていることを示し、「議員各位の賛同を」と締めくくった。
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