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2004/08/25
鳥取で年金演説会・地域懇談会開く


 民主党が8月より全国で展開している年金改革全国キャラバンの一環として、25日、鳥取市内で街頭演説会と年金改革地域懇談会が相次いで開催された。今回のキャラバンに参加したのは、『次の内閣』ネクスト経済財政・金融担当大臣を務める五十嵐文彦衆議院議員、平岡秀夫衆議院議員、稲見哲男衆議院議員。地元鳥取からも山内功衆議院議員や土屋正秀県連副代表らが参加した。

 鳥取駅前での街頭演説会では、司会の土屋副代表が「年金法廃止法案は否決されたが、ここで後ずさりするわけにはいかない。なぜなら、年金問題は国民の皆さんの生活に直結する問題だからだ」とまず力説。続いて平岡議員が、与党により強行採決された年金改悪法について「中身もひどいが、与党の議員はその中身すら理解していない」と厳しく批判。五十嵐議員も「専門家も含めて誰が見ても、政府・与党よりも民主党の年金改革案の方が優れていると言うだろう」と指摘し、民主党の年金改革案の考えを明快に説明。稲見議員も、「本当に多くの国民の皆さんが、今回の年金制度の改悪に激しい怒りを持っていることを実感している。民主党は決して諦めない」と強い決意を披露した。

 街頭演説会に引き続いて鳥取市内で開催された年金改革地域懇談会は、約200名もの聴衆が詰めかける盛況となった。この懇談会では、まず五十嵐議員、平岡議員が民主党の年金改革案の基本的な考え方を説明。残りの時間はすべて参加者との質疑応答に充てられた。会場からは、「社会保険庁が統合されて歳入庁となっても、本当にチェック機能が働くのか」「年金制度の一元化は賛成だが、民主党が政権をとれば、いつからどのように実現していくのか」「在日外国人の年金問題についてはどう考えるのか」など、20項目にも及ぶ質問が次々に出され、参加した国会議員は熱心にメモをとりながら、それらの質問に丁寧に答えていた。
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