2004/08/10
関西電力美浜原子力発電所３号機の事故について（談話）
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民主党『次の内閣』ネクスト経済産業大臣
渡辺 周
8月9日、運転中の関西電力美浜発電所３号機において、復水管が破損する事故が発生し同プラントは即時停止した。事故は２次側復水管で生じたため放射能漏れによる発電所内外への影響はなかったものの、熱水の飛散によって附近で作業中の作業員11名が被災し、内4名が死亡、2名が重体、5名が重軽傷を負うという重大な人身災害を生じることとなった。
まずは、亡くなられた4名の方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、そのご遺族の皆さまに対しましてお悔やみ申し上げます。また、負傷された7名の皆さまにおかれましては、一日も早い回復をお祈り申し上げます。
今般の事故について、関西電力及び政府に対して、事故原因の徹底究明と対策に全力を尽くし、再発防止を強く求める。また、地元住民をはじめとして国民に事故の詳細について、情報公開と明確な説明を行うよう強く要求する。
民主党は、この事態を重く受けとめ、美浜原子力発電所事故対策本部（本部長、渡辺周ネクスト経済産業大臣）を設置し、情報収集及び事故への対応を行う体制を確立した。さらに8月11日に、現地に調査団を派遣することとした。こうした、活動をもとに、党として原因究明を行い、再発防止に万全を期す。
以 上
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