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2005/03/01
国会内で常任幹事会を開催 年金問題対応、組織規則改正など議論
1日午後、国会内において第328回常任幹事会が開催され、年金問題に関する今後の取り組みについての報告や組織規則の改正についての協議などが行われた。

冒頭に岡田克也代表が挨拶し、本日午前中の予算員会集中審議における小泉首相との質疑の中で、社会保障制度改革の議論の中で年金問題を第一番に扱うとの答弁を引き出したことから、国民的課題である年金改革に取り組んでいく可能性が出てきたが、成否はあくまで与党がそれに応じるかどうかにかかっている、と述べた。更に年金問題は国民の目に見えるところで論議すべきであり、またわが党の考え方も決まっているので、それを踏まえた上で進んでいく、と述べた。

次に川端達夫幹事長が報告を行い、第一に年金問題では厚生労働委員会で決議をすることが協議の前提であり、わが党としても連合との合意を踏まえて考え方を『次の内閣』で確認をする必要があること、第二に国政統一補選に向けての党勢拡大活動を幅広く進めるため、秘書会をはじめ、各方面に協力を求めること、第三にマスコミに取り上げられた大久保参院議員の選挙運動収支報告に関する問題点については、選挙前の政治活動の対価との報告を得ていること、などについて述べた。

続いて鉢呂吉雄国会対策委員長から報告があり、衆議院における予算審議および各委員会の日程についての予定とともに、政治とカネの問題について今後とも証人喚問を中心に追及を続けていく方針が述べられた。

さらに、輿石東参議院幹事長から、参議院における予算審議の見通しについて、また平野博文幹事長代理から、スマトラ現地調査団報告書などについて報告が行われた。

次に報告・承認事項に移り、中井洽副代表から、大躍進パーティーの進め方についての提案があり、玄葉光一郎選挙対策委員長から衆院選候補者の内定、都議選・千葉県議補選・福島県議補選・名古屋市議補選の公認候補者決定についての報告があり、平野幹事長代理から、支部の代表者変更についての提案があり、それぞれ承認された。

更に協議事項に移り、ブロック協議会の常設化を定めた規約改正に伴って、ブロック協議会に国会議員団会議を設置することなどを規定する組織規則改正案が川端幹事長より提案され、承認された。
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