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2005/03/08
両院議員懇談会開催 明日の幹事長会談に向けた基本姿勢等を了承


 民主党は8日朝、党本部で両院議員懇談会を開催し、統一補欠選挙への対応、年金制度抜本改革、党の大躍進パーティについてそれぞれ報告・議論を行った。

 岡田克也代表は懇談会の冒頭で挨拶し、福岡2区と宮城2区の統一補欠選挙については、過去の補選の結果も踏まえ、「決して容易なものではない」としつつ、「がんばればいい結果が確保できる」として、より一層の協力を要請した。年金改革の問題については、社会保障制度全体を議論するという話の中で、結局全体が先送りされることに懸念を示し、「抜本改革をやり遂げるのが私たちの責任」だとして、「本当に抜本改革をやることが担保されるのか、単なる手直しで済まそうとしているのか」と見極め、「しっかりと議論をし、与党側の担保を取った上で物事を進める」との決意を明らかにした。

 代表挨拶の後、まず4月24日投開票の統一補欠選挙への対応については、川端達夫幹事長より状況報告と協力の要請が行われた。年金制度抜本改革の問題については、川端幹事長より改めて報告があり、10数名の議員より意見が述べられ、活発な議論が行われた。最終的には、明日行われる予定の与党側との幹事長会談に向けて、民主党としての基本姿勢を拍手で了承した。また5月24日に行われる予定の民主党大躍進パーティについて、中井洽実行委員長(副代表)より報告・要請が行われた。
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