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2005/03/12
【NPO局】札幌で「NPO関連予算公開学習会」を開催


 民主党NPO局と党北海道総支部連合会は12日、札幌においてNPO推進北海道会議・北海道NPOサポートセンターと共催で、「NPO関連予算公開学習会」を開催した。参加したNPO関係者は約50名。民主党はNPO予算に関する地域ヒアリングを精力的に取り組んでおり、本年に入り名古屋、福岡、岡山、奈良ですでに実施している。

 本学習会では、党NPO局事務局からの挨拶の後、NPO推進ネットの高比良専務理事より政府関連予算の特徴と問題点について解説が行われ、続いて環境省北海道地区環境対策調査官事務所より、「学校エコ等改修・環境教育モデル事業」に関する説明が行われた。また北海道のNPO関連予算については、北海道NPOサポートセンターの小林事務局長より、新規事業を中心に細かい解説が行われた。

 会場からは、「全国の自治体での取り組みをHPで公開できないか」といった意見のほか、国交省北海道局が進めているNPOとの協働事業に関する紹介や、経産省の新エネルギー普及促進事業に関する取組みなども紹介され、参加者相互の情報交換・共有の場ともなった。

 会の最後にはNPO推進北海道会議の佐藤事務局長が挨拶。「行政との協働は、NPO側から積極的に働きかけていかなければ翌年に活かされない。分野ごとに関係NPOが集まって行政に対する提案をまとめていきたい」と呼びかけて会を締めくくった。
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