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2005/03/18
岡田代表、参議院議員総会で年金問題、補選対応等について挨拶
 参議院本会議を前に、18日午前、国会内で参議院議員総会が開かれ、岡田克也代表も出席して挨拶を行った。

 総会の冒頭、まず江田五月参院議員会長が挨拶し、「参議院での予算の審議も大詰めに入ってきた」と指摘し、一層の奮闘を各議員に要請するとともに、人権擁護法案をめぐる政府・自民党の迷走ぶりを指摘。「ずいぶん右バネがきく状況になっている」として、「こういう状況を改めなければならない」との決意を披露した。

 続いて岡田代表より挨拶があり、昨日の自公両党との国対委員長・幹事長代理レベルでの議論を紹介しつつ、「結論はまだ得られていないが、大きな方向として、年金をはじめとする社会保障制度について、しっかりと議論をしなければならないという認識は、現時点では共有できている」と述べた。更に岡田代表は、「先送りのための議論ではなく、結論を出すための議論」について、「年金については、今年の秋に骨格をつくることを前提にして」スタートさせることが実現できないか、関係者にご努力いただいているところだ、と語った。

 宮城と福岡の衆議院補欠選挙についても岡田代表は触れ、「告示まで4週間を切り、非常に重要な局面だ」と指摘するとともに、各議員のこれまでの協力に謝意を表明し、更なる協力を改めて要請。「いずれの選挙区も接戦だ。しかし、厳しい中で十分に勝機のある選挙なので、福岡においても仙台においても、しっかり勝利をすることを目標に掲げ、全党挙げてがんばっていきたい」と呼びかけ、大きな拍手を浴びた。
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