ニュース
ニュース
2005/03/22
岡田代表、豪外相と国際貢献・日豪関係などについて意見交換


 22日午前、オーストラリアのアレクサンダー・ダウナー外相が駐日大使および随員とともに岡田代表を党本部に訪問し、国際貢献および日豪関係などについて意見交換を行った。

 冒頭、岡田代表は、地元四日市市に大阪万博のパビリオンが残っており、タウンミーティングなどに活用されていることを紹介し、外相はオーストラリアを思い出すきっかけにしてほしいと答えた。

 オーストラリア側からは、日豪両国は民主主義国・先進国・国際援助国として共通の基盤があり、国際情勢への戦略的な関わりが必要であること、日本は東アジアの安定のために積極的な活動を行うべきこと、日本の常任理事国入りを支持すること、日本とのFTA交渉を進めたいことなどが述べられた。岡田代表は、常任理事国入りへの支持に感謝を表明するとともに、日豪間のFTA交渉は貿易立国の日本としては重要なことであると答えた。

 鳩山ネクスト外相は、アメリカから牛肉輸入解禁を要請されているが、オーストラリア牛の方が魅力的だと述べ、オーストラリア側は牛肉輸入問題は検疫・価格・品質で決着すべき問題であると答えた。

 民主党からは、北橋健治役員室長、藤田幸久国際局長、大谷信盛ネクスト外務総括副大臣が同席した。
記事を印刷する