2005/03/24
国会内で常任幹事会を開催 年金協議について方針を承認
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24日午前、国会内において第330回常任幹事会が開催され、福岡県西方沖地震災害対策本部の設置や年金制度抜本改革に関する方針が承認された。
冒頭、岡田克也代表が挨拶に立ち、22日の両院議員懇談会における年金改革問題についての意見を踏まえて、常任幹事会においても年金改革問題の論議を求めると発言した。更に、先の参議院選挙では、年金問題を最大の争点としてたたかい、次の選挙で勝利して年金改革を成し遂げるのが最も良いが、国民は待ちきれないと思うので、民主党が責任ある政権準備政党として与党と協議に臨むべきだと考えるなどと述べた。またその際は、協議が先送りのために利用されないような仕組みをビルトインしておく必要があると述べた。
次に、川端幹事長が報告を行い、まず福岡県西方沖地震災害対策本部の設置を報告し、承認された。また週末には代表が現地入りし、災害状況の視察などを行うと報告した。
続いて年金改革協議の問題に移り、年金改革が喫緊の課題であるにもかかわらず政府の対応がないため、(1)年金改革についての国会決議を行うこと、(2)秋までに年金改革の骨格をとりまとめること、(3)国会に衆参合同・五党参加の協議の場を設け、国会運営の原則に従った運営をすること、などがクリアされた場合には協議を行うという交渉を継続していると述べた。そして、交渉に打開の道が見えれば、三党幹事長会談を含む前進もありえ、その場合には国会決議が次のステップとなると述べた。
岡田代表および川端幹事長の報告・提案を受け、出席者より発言があり論議が行われた後、年金改革に関する協議については報告通り承認された。
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