2004/10/20
【参院予算委】年金計算など実務部分の改革質す 大塚議員
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20日の参議院予算委員会で、平野議員に続き大塚耕平参議院議員が質問に立った。
大塚議員は年金計算の事務量、計算法などを質し、きちんと行われているかどうか、検証が必要だとし、「この分野にも、国会、政治の関与が必要。検証チームを与野党超えて作ってはどうか」と提案。小泉首相は「いい提案。直ちに調査し、正しい方向にもっていくことだ」と応じた。大塚議員は、事務量が膨大、複雑であり、コンピューターのバグなどが生じるのは当然で、昨年6月以降で年金の過多払いが7ケース、1万6900人、34億5000万円、過少払いが4ケース3万8400人、250億3000万円にも上ること、また、出生率隠しなどの実態を踏まえ、提案したもの。
また、社会保険庁職員の監修料について大塚議員は、国会公務員倫理法を厚生省審議官に読み上げさせ、「職務に関する副業をやめさせよ」と迫った。首相は「趣旨を理解し、正すべきは正す」と答弁。尾辻厚労相も「省全体の調査を行っている。今週中、遅くとも来週にはまとめ、報告を出す。法律に基づいてやらせていただく。1000万円の仕事で100万円というキックバックの形のものは今後一切やらない」と明言した。
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