ニュース
ニュース
2004/10/22
鳩山ネクスト外相、中国共産党中央党校副校長と会談


鳩山由紀夫『次の内閣』ネクスト外務大臣は22日、来党した王偉光中国共産党中央党校副校長を団長とする訪日団と会談した。

 鳩山ネクスト外務大臣は、2002年の『民主党日中国交正常化30周年記念訪中団』団長として訪中した際に中央党校で講演したことに触れ、「Win−Winの日中関係構築をめざして両国の国益になる関係をつくることが重要と申しあげた。しかし今は逆に一部でマイナス関係ができている」とし、政府首脳の靖国神社参拝問題に言及。「参拝自体が問題なのではなく、A級戦犯合祀が問題である」と述べ、国立墓苑構想実現の必要性を指摘した。また、「日中の若者が共同で事業をするなど歴史を越えるWin−Winの関係をつくることが大切」と説明した。

 これに対し王副校長は賛意を示し、「両国の相互理解、友情を深め共に妨げになるものを取り去る努力が必要である。今後は晴れる日がくる事を確信している」と期待感を示した。

 王副校長は、「中央党校は中国では重要な理論的研究機関であり、訪中の際には是非中央党校を訪問されるのを期待している」と述べたのに対し、鳩山ネクスト外務大臣は「来年にも訪中したい」と応えた。

 会談には、海江田万里『次の内閣』ネクスト経済産業大臣、近藤昭一国際局長代理、大谷信盛『次の内閣』ネクスト自由貿易等担当総括副大臣、長安豊衆議院議員が同席した。
記事を印刷する