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2004/10/27
冗長な答弁で時間を費やした 党首討論後に岡田代表
 岡田克也代表は27日、党首討論を終えた後に国会内で記者団の質問に答えた。小泉首相から満足する答弁を得られたか、との問いに岡田代表は、「党首討論なので、短くやり取りをしたいと思っていたが、総理の答弁はきわめて長かった。冗長だった。それで非常に時間を費やしたという感じがする」と感想を述べ、首相の答弁ぶりについては、「例によって、かわしかわしのすり替えの答弁だったと思う。残念だ」と失望感を示した。

 党首討論の全体の所感については、「見ている皆さんが政治に対して理解を深め、関心を深めていただく、それが党首討論だと思っている」とし、「どちらの言っていることにより説得力があったか、それは国民の皆さんが判断されることだ」と述べた。

 また、小泉首相から発言のあった党首討論の本会議での開催については、「形式も大事だが、より重要なことは党首討論をしっかりやること。他の委員会に総理が出たからできないということではない。定期的にやるということが一番重要だと思う。ある意味、議論のすり替えではないかと思って聞いていた」とし、まずは党首討論の定期的な開催が重要だとの認識を改めて示した。
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