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2004/11/02
常任幹事会を開催、常任幹事会の位置付けの見直しなど議論
 2日午前、第318回常任幹事会が開催された。
 冒頭、岡田克也代表より、イラク人質事件については民主党としても全力を尽くしたが残念な結果となった、と遺憾の意が表され、今までの人質救出優先の対応から、政府の対応の不備と自衛隊の駐留延長問題について厳しく追及していく、との発言があった。

 次いで、川端達夫幹事長より、人質事件ではアルジャジーラに直接、代表声明を載せて犯人グループに直接働きかけたこと、新潟中越地震においても対策本部をいち早く立ち上げ迅速に対応したこと、党の危機管理体制を強化するため危機管理監を設けたことなどの報告があり、沖縄の知事選挙および那覇市議会補欠選挙に全力をあげて取り組むよう要請があった。

 さらに、鉢呂吉雄国会対策委員長、輿石東参議院幹事長、仙谷由人政策調査会長、玄葉光一郎選挙対策委員長、平野博文幹事長代理より、所掌分野についての報告が行われた。

 続いて川端幹事長より、常任幹事会の位置付けを見直し、執行部に対するチェック機関としての役割を明確にするための基本的な考え方が提示され、それに伴って常任幹事の選出にも各ブロック協議会内の国会議員団会議から互選する方法を加えるなどの考え方が提示された。これらは、次回の常任幹事会での承認を予定しており、承認された場合には12月の党大会において規約改正が行われることとなる。
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