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2004/11/02
増田寛也岩手県知事より三位一体改革についてヒアリング


 民主党は2日、地方分権の流れをストップさせてはならないとの思いから、拡大総務部門会議を開催し、増田寛也岩手県知事との意見交換を行った。地方六団体がまとめた改革案に対し、補助金を所管する各省庁、大臣、与党族議員が露骨に抵抗の姿勢を示す中、小泉首相にも問題打開への意欲はみられていない。

 冒頭の岡田代表挨拶に続き、増田知事より、目指す地方自治の姿、補助金改革の動向、中央省庁の妨害の実態等、さまざまな観点から説明と問題提起がなされ、その後、活発な質疑応答が行われた。

 民主党は約20兆円の補助金を原則廃止し、5.5兆円を税源移譲するとともに約12兆円を一括交付金化するという大胆な分権案を提案しており、基本的に、地方六団体と目指す方向は同じ。今後は地方六団体へエールを送るとともに、地方の自主・自立へつながる真の地方分権改革の推進を図っていく。
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