ニュース
ニュース
2004/11/03
岡田代表、岡山・広島両県内を精力的に視察


 民主党の岡田克也代表は3日、全国視察の一環として岡山・広島の両県を訪れた。

 岡山県では、岡山市の消防訓練センターで行われた自主防災会主催の防災訓練に参加。訓練参加者らに交じり、土嚢造りやバケツリレーなどの実地訓練に参加。バケツリレーでは、隣に並んだ子どもたちに、「がんばれ、がんばれ、早くしないと燃えちゃうぞ」と、はっぱをかける一幕も。一緒に、大島敦、津村啓介両衆議院議員も汗を流した。

 次には、古市倉敷市長と供にJFE内にある岡山県環境保全事業団の産業廃棄物最終処分場を視察。ここには、倉敷市から出た台風による災害ゴミ1万6千トンが仮置されている。その後ゴミをガス化するプラントの建設現場にも足を運んだ。岡山県での視察には、柚木道義岡山県第4区総支部長も参加した。

 広島県の福山市では、集められたゴミを固形燃料に加工する工場を視察。続けて福山熱錬工業(株)を訪問。工場内を見学してまわった。広島県での視察には、和田隆志衆議院議員、空本誠喜広島県第4区総支部長、三谷光男広島県第5区総支部長も同行した。

 岡田代表は、「新潟での地震災害もそうだが、今年は台風など自然災害が多かった。このように出た災害ゴミを処理するために予算措置を行いっそう働きかけていく」と政府へさらなる対応を即した。
記事を印刷する