2004/11/05
政治とカネ真正面から取り組む 川端幹事長が会見で
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民主党の川端達夫幹事長は5日の定例記者会見で、鈴木宗男元衆院議員に対する実刑判決が5日午後出されたことを受け「政治とカネの問題にこれからも、真正面から取り組んでいく」として、公職選挙法、政治資金規正法の改正、証人喚問、予算委員会での集中審議などに全力を挙げることを表明した。
政治資金規正法の改正案については、できれば三野党共同の方向で国会対策委員会で調整していることも明らかにした。また、日歯連からの1億円献金事件の検察側冒頭陳述を被告側が認めたこと(4日)に関し、「政治家の発言との食い違いが生じている。疑惑が増大している」として改めて、与党側に真相解明を求めた。
さらに、大野防衛庁長官が自衛隊の第4次派遣部隊の編成命令を出したことについて「イラクの状態はますます不安定になっている。この時期に3ヶ月間の命令を出すのは、12月以降も派遣を延長すること。編成命令は間違っているのではないか」と批判し、民主党としては派遣延長には反対であるとの立場を改めて表明した。
さらに、新潟中越地震被災者支援に関して、「党としても全党、全国挙げて支援している。現地のニーズに迅速、機敏、適切に対応できるよう取り組んでいる」ことを明らかにし、また、被災者生活再建支援法改正法(野党三党で4日に提出)の成立に取り組むことも明らかにした。
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