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2004/11/11
グレアム・フライ新駐日英国大使が、岡田代表を表敬訪問


 岡田克也代表は11日午前、党本部にて、新たに着任したグレアム・フライ駐日英国大使の表敬訪問を受けた。

 フライ大使は会談のすべてを日本語で行い、日英両国間に特に大きな問題はないとの認識を示しつつ、日本が平和維持活動へ積極的に参加する必要性を強調。政府開発援助(ODA)の落ち込みを懸念するとの意向も示された。また大使は、日本の常任理事国入りを支持する旨も表明した。

 また、イラク情勢に関しても意見交換が行われ、フライ大使が、イラクから自衛隊が引き上げると国際社会からの協力が減ってしまうと見られないか、との懸念が示されたのに対して、岡田代表は、そもそも自衛隊を送ることよりも引き上げることの方が難しいと思っていたが、自衛隊を出したこと自体の正当性を議論すべきで、暫定政府を支援することをイラク国民が本当に望んでいるのか、考え方に違いがある、との意向が示された。会談に同席した鳩山由紀夫ネクスト外務大臣からは、選挙実施のためのファルージャ攻撃にはためらいを禁じ得ない、との指摘もなされた。

 なおこの会談には、鳩山ネクスト外務大臣の他に、藤田幸久国際局長も同席した。
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