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2006/05/29
党ジャワ島地震救援対策本部 地震救援への基本方針を決定


29日午後、党本部において、ジャワ島中部で発生した地震への党としての救援対策に取り組むために28日に設置された「ジャワ島地震救援対策本部」(赤松広隆本部長)の第1回会合が開かれ、救援に関する基本方針を決定した。

 会議冒頭に鳩山由紀夫幹事長が挨拶し、5,000人にのぼる犠牲者に哀悼の意を表するとともに、赤松本部長の下で党として何が出来るかを考えてもらいたいと述べた。またその際、政府と協力することは当然だとしつつ、政府の手の届かないところについて対策をしていきたいと語った。

 続いて赤松広隆本部長(副代表)が挨拶し、同本部を実務的かつ機能的な体制でスタートさせたが、政府の気づかないところや政府の対策が妥当でないところに対応すべきであると述べた。そして、スマトラ沖地震等での蓄積を生かして、民主党は頑張っていると言われるような対策本部にしていきたいと決意を語った。

 その後会合は、末松義規事務局長(国際局長)の司会の下に進められ、明日開催される党パーティーにおいて募金をつのるとともに、藤田幸久事務局次長(国際局次長)の体験談などを踏まえて、顔の見える援助を行っているNGOに対する財政支援の拡大、現地に赴くNGOへの関税や労働許可に関する支援、日本からの機材が有効に活用されるような活動内容の調整などについて、明日政府に対して申し入れを行うことを決定した。また現地の救援活動の妨げにならないように、現地視察については当面状況を見守ることとした。
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