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2004/11/21
岡田代表、新潟県十日町市を訪問し、被災者の皆さんを激励
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岡田克也代表は21日、新潟県中越地震で大きな被害を受けた十日町市を訪問し、市内を回って被災者の方々を激励するとともに、市長ら市の関係者とも会談し、様々な要望を受けた。今回の訪問には、筒井信隆、樋高剛両衆議院議員、森ゆうこ参議院議員らが同行した。
十日町市に入った岡田代表はまず、県立十日町病院を訪問。病院関係者の説明を受けながら、地震で被害を受けた病室などを見て回った。続いて岡田代表らは、北越急行ほくほく線のトンネルの上に位置し、地震によって傾いている住宅を訪れ、住民の皆さんの招きで室内の被害まで丹念に見て回った。さらに一行は、市内吉田地区の避難所(吉田ふれあいセンター)を訪問。ここは、吉田地区で避難指示が出ている皆さん79名が避難所生活を送っており、岡田代表は一人ひとりに「がんばって」などと声をかけ励ましながら、避難された皆さんの切実な声に耳を傾けた。岡田代表の手を握りながら涙ぐむ女性もおり、岡田代表が避難所を出るときには拍手も起こったほど。
この後、十日町市役所を訪れた岡田代表らは、改めて滝沢十日町市長ら市の関係者と会談し、大きな被害を受けたえのきだけ栽培をはじめとした農業や商店街、病院などに関する被害状況の説明を受けた。特段の支援措置を、との要望に対して岡田代表は、民主党が国会においても、被災者生活再建支援法を提出するなど行動を起こしていることを紹介しつつ、「今日いただいた意見も盛り込み、幅を広げて国会でもしっかり議論したい。与党の皆さんも分かっておられると思う」とし、今後も党として可能な限り積極的に取り組んでいくことを約束した。
十日町市の訪問を終えた岡田代表は、記者団の質問に答える形で、避難されている方々への支援に関して「雪が本格的に降るまでに、臨機応変にやらなければ」として、仮設住宅の建設なども含め「とにかく急いで取り組むことが必要だ」と所感を述べた。また同時に岡田代表は、「ショックを受けた」として、被災された皆さんの声を聞いた中で率直に感じたこととして、「地震直後に長岡や小千谷に行った際は大変な混乱の中にあったが、今日の方がずっと疲労感があったように思う。1ヶ月経ったので当然と言えば当然だが、そういう意味でも早く住宅で生活できるようにしないと、もう限界なのでは」とも指摘した。また、被災者生活再建支援法案についても、今国会での日程がきついのであれば、と前置きした上で、次の通常国会冒頭で、補正予算案とともに「与党も巻き込んで成立させたい」との意欲を示した。
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