2004/11/24
川端幹事長、良質な公共サービスの確立めざす姿勢を表明
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民主党の川端達夫幹事長は24日、「異議あり!公共サービスと国民生活を破壊する小泉構造改革」などをメインスローガンに、東京・日比谷で行われた公務公共サービス労働組合協会主催の「国民生活の安定・安心を支える良質な公共サービスの確立を求めるキャンペーン開始宣言11.24中央集会」に参加。約5000人の聴衆を前に挨拶した。
集会では「官から民へ」「国から地方へ」の徹底を掲げ、規制改革・民間開放の積極的推進として市場化テストの導入による国および地方自治体の仕事の民営化・民間譲渡を進めようとしている小泉政治に対し、社会的セーフティ・ネットを破壊するものだと指摘。画一的な民間委託へ反対する姿勢が示された。
挨拶に立った川端幹事長は連合がスト権などの労働基本権を認めるよう要求したにも関わらず公務員制度改革に関する協議を打ち切った自民党について、「公務員のことを考えていない。時代に逆行するもの」と批判。民主党としてしっかりと監視し、求められる公務員制度改革の実現に全力を尽くしていくと表明した。
残すところ10日となった国会論戦をめぐっては「小泉構造改革の名のもとに行われる政治によって、国民生活はどんどんと破綻に追い込まれ、国はおかしくなっていく」と改めて指摘した上で、イラク自衛隊派遣期間の延長を阻止し、国家観・分権へ向けたビジョン・理念もないまま辻褄あわせにすぎない三位一体改革の問題を追及いていくとした。
「小泉政治は社会の二極化を招き、まじめに働く人を踏みつける政治をもたらしたに過ぎない。もうお引取り願おう」と語り、政権交代の必要性を改めて訴えた。
集会には神本美恵子、辻泰弘、那谷屋正義参議院議員が参加した。
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