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2004/11/24
第320回常任幹事会開催、分権改革推進本部の設置など承認
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24日午前、国会内において、第320回常任幹事会が開催された。
冒頭、岡田克也代表が挨拶し、先週末から今週はじめにかけて富山・石川・新潟・山口の各県を訪問したが、特に新潟では体育館などに避難している被災者に疲れが見えるので、党としても対策が必要であるとの報告があった。また、終盤国会での対応については、明日の衆議院イラク特別委員会で岡田代表および鳩山由紀夫『次の内閣』ネクスト外務大臣が首相に対して質問を行い、自衛隊派遣反対に向けてがんばりたいとの決意が述べられた。政治とカネの問題についても党を挙げて取り組んでいくとの方針が示された。
次に川端達夫幹事長が報告を行い、(1)分権改革推進本部を設置し、わが党の方針をもとに自治体などとの連携をとっていくこと、(2)12月3日に両院議員懇談会を開催し、党大会議案について報告すること、その他当面の日程などについて述べた。
さらに、藤井裕久大会実行委員長(代表代行)が報告を行い、大会当日の一斉街頭行動について概要を述べ、協力を要請した。
鉢呂吉雄国会対策委員長は、年金抜本改革法案について委員会への付託と審議、イラク特措法廃止法案の採決などの実現、衆院での拉致特別委の設置などに全力を挙げるとの報告を行った。
輿石東参議院幹事長は、イラク特別委での審議および参議院選挙制度改革の動きについて報告を行った。
仙谷由人政策調査会長は、分権改革の基本方針がまとまったこと、日朝協議について鳩山談話を発表したこと、及び安易な米援助再開及び拙速な国交回復には反対であること、年金抜本改革法案を連合とも協議の上で提出したこと、年金担保融資に罰則をかける貸金業法改正案を準備しているが、与党が自分たちのものとしようとしていること、発達障害者支援法案について早期成立を目指すこと、などについて報告を行った。
玄葉光一郎選挙対策委員長は、都道府県議会及び政令市議会選挙における候補者擁立方針案にもとづいて、定数3以上の選挙区における複数擁立を目指すこと、女性候補者の積極的擁立を目指すこと、これらにともなう都道府県連への財政支援の強化などについて報告を行った。
平野博文幹事長代理は、総支部の設立承認および世論調査結果について報告を行った。
続いて川端幹事長より協議事項の提案があり、「2005年度活動方針案」「2004年度活動報告」「党規約改正案骨子」「2005年度予算のポイント案」などが示され、次回の常任幹事会において執行部議案として採決されることとなった。
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