民主党のホームレス自立支援プロジェクトチームは3日、厚生労働省・国土交通省に対し、「ホームレス自立支援に向けた緊急申入れ」を行った。ホームレス就労支援事業に一定の役割を果たしてきた緊急地域雇用創出特別交付金が、平成16年度で打ち切られることに伴い、今後のホームレスの自立就労支援について、十分な対策を求める内容となっている。山本孝史ホームレス自立支援プロジェクトチーム座長が要望書を手渡し、中川治同副座長、辻恵同事務局長、稲見哲男衆議院議員と、松岡徹、尾立源幸各参議院議員が同行した。
また申入れに先立ち、3日朝、東京都立戸山公園(新宿区)でホームレス支援事業の視察を行い、現場のNPOや東京都の担当者、また自立を目指すホームレスの方々からの要望を受けた。視察には、山本孝史座長、中川治副座長、辻恵事務局長のほか、海江田万里、石毛えい子、山井和則、小宮山泰子、稲見哲男各衆院議員と、松岡徹参院議員が参加した。
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