2003/08/08
菅代表、小沢党首がそろって政権交代を訴え
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民主党の菅直人代表は8日、七夕祭りで賑わう仙台駅頭において、自由党の小沢一郎党首とともに街頭演説会を開いた。両党の合併が決まって以降、初めて両党首が街頭に立つとあって、2千名もの聴衆が熱心に訴えに耳を傾けた。
小沢党首は、合併について「それぞれの思いや主張はあるが、いろいろな困難を乗り越えても、今こそ大同団結して政権交代を実現しよう、ということで一致した」と説明。また「小泉内閣が国民に対してやったのは、医療費負担値上げと自衛隊の海外派兵だけ。政官財癒着の権力構造の上に乗っている限り改革など絶対に不可能だ。利権を持たない者たちが政権を作る以外にない。われわれに政権を与えてほしい」と力強く訴えた。
続いてマイクを握った菅代表は、政権に就いたら実行する課題として、強い日本の実現、税金を無駄遣いする“お化け”の退治、(地方)分権革命、の3つを挙げ、「ちょうど10年前に小沢さんが7党1会派をまとめ上げて成立したのが細川内閣。その細川内閣がやり残した分権革命を中心とする政治改革を、今こそ引き継いで実行しよう」と呼びかけ、新民主党への支持を訴えた。
街頭演説会には、民主党から宮城県下選出の安住淳、今野東、鎌田さゆり、大石正光の各衆議院議員、岡崎トミ子、桜井充の各参議院議員も参加した。
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