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2003/10/03
21世紀臨調とマニフェストめぐり意見交換


民主党は3日、都内で学識者による「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)メンバーと民主党政権公約(マニフェスト)に関する懇談会を行った。
 
 会の冒頭、マニフェスト第一次草案について菅直人代表は「まじめすぎるぐらいにまとめあげた」と報告。5日の党大会に示す際は、懇談会での指摘を踏まえて補充すると同時に、何項目かの目玉となる公約を掲げることを明らかにした。
 
 意見交換では、21世紀臨調側から、マニフェストを示して国民に問う形での選挙への流れを作ったことに対する一定の評価が示されるとともに、内容に関しては(1)現在示されている各論の前段となるメッセージ部分でどういう社会を目指すかを明確に打ち出す(2)5〜7つに絞り込んだ重点項目を示す(3)人気とりといった印象に陥らないよう明確な数値に基づく情報を示す――などの注文がついた。
 
 21世紀臨調からは佐々木毅東京大学総長、茂木友三郎キッコーマン社長、北川正恭早稲田大学教授、西尾勝国際基督教大学教授、福川伸次電通顧問、木村良樹和歌山県知事、曽根康教慶応義塾大学教授、飯尾潤政策研究大学院大学教授らが参加。民主党からは菅代表、岡田克也幹事長、枝野幸男政調会長、朝日俊弘政調筆頭副会長、福山哲郎、大塚耕平両政調副会長が出席した。
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