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2005/10/25
【衆院本会議】国会議員歳費のカット法案が衆院本会議で採決に
25日午後、衆院本会議において、国会議員の歳費をカットする目的で民主党が提出した国会議員歳費法改正案と与党が提出した同様の法案が、動議により議事日程に加えられた。

 民主党の法案は、昨年度末まで従来行われていた通りに国会議員の歳費月額を1割削減して1、237、500円とするもので、来年度からの歳費も、国家公務員給与の見直しに連動することによって、同一の水準になるようにされている。これに対して与党案は、歳費月額を来年度以降に1.7パーセント削減して1、301、000円とするもので、その削減率は国家公務員における地域手当を含む総額に対するものである。与党案は、恒久的な削減の形を取りながら、実質的な削減率を低くしたものであり、民主党案の削減率が高いことは明らかである。

 しかし、本会議においては与党多数のため、民主党案は否決され、与党案が可決された。
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