2005/10/25
国会内で常任幹事会を開催 総選挙総括に向け活発な討議
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25日午前、国会内において第349回常任幹事会が開かれ、総選挙総括に向けた討議などが行われた。
冒頭、前原誠司代表が挨拶に立ち、23日に投票が行われた参院神奈川選挙区補欠選挙に対する協力に感謝しつつ、「素晴らしい候補者を立てたが、自民・公明の連合艦隊のまえではまだ力不足だった」と語った。また、今後とも大きな問題については対案を出し、いい意味での改革競争をしていくと語り、執行部の方針は変わらないことが示された。さらに、自民党の中で増税の話が出ていることについて代表は、民主党の原則は「改革なくして増税なし」であり、自民党の失政のツケである財政赤字をまかなうための消費税増税は認められないことを明言した。
続いて鳩山由紀夫幹事長が報告を行い、神奈川補選について低投票率の下で、農村部では負けているが都市部では支持回復の兆しがあるとしつつ、総括は総選挙総括とともにすすめると述べた。また、総選挙総括については、11月1日に常任幹事会と両院議員懇談会を開いて原案を取りまとめ、同4日に予定されている全国幹事長・選対責任者会議において地方の意見を聞き、同8日の常任幹事会において決定するという日程を報告した。
永田寿康国対筆頭副委員長からは、本日の本会議での民主党および与党のそれぞれから提出されている国会議員歳費削減法案の採決など、衆院を中心とする当面の国会日程が報告された。平田参院国対委員長からは、明日の参議院における党首討論をはじめとする、参院の当面の国会日程が報告された。松本剛明政調会長からは、アスベスト法案を本日提出するなどの次の内閣での審議状況が報告された。
次に報告・承認事項に移り、安住淳選対委員長より広島県議補選における候補者の推薦および北海道議補選における候補者の公認が報告され、承認された。大畠章宏組織委員長からは、支部の設立の報告があり、承認された。
最後に、協議事項に移り、幹事長より総選挙総括のたたき台が提示され、討議が行われた。多くの常任幹事より、メディア戦略、国会対応、マニフェストのあり方など多岐にわたって真剣な意見が出された。
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