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2005/10/26
前原代表、訪日中のグテーレス国連難民高等弁務官と会談


前原誠司代表は26日夕、国会内で、初来日中のアントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官と会談し、日本の難民支援活動などについて意見を交換した。鳩山由紀夫幹事長、末松義規国際局長、若林秀樹参議院議員、藤田幸久国際局副局長が同席した。

 グテーレス弁務官は、難民支援に関して日本は国際的に重要な役割を果たしており、戦略的パートナーとなってほしいとの考えを表明。また、日本の政治的・経済的な影響力は強く、仲裁や政治的な介入に関しても積極的な発言を求めたいなどと語った。

 また、グテーレス弁務官は、コソボ、アフガニスタン、スマトラ、パキスタンなどへの党の支援活動の説明を受けて、活発な外交活動への感謝の意と、今後の協力への期待感を示した。

 これを受けて前原代表は、本年5月に、党訪問団の一員としてスーダンの難民キャンプを視察した際の印象を述べて、アフリカ支援の必要性を強調。民主党としても、引き続き積極的に取り組みを進めたいなどと考えを表した。グテーレス国連難民高等弁務官からは、「住民の安全保護」に対して初めて資金を拠出した国は日本との話もあり、さらに難民支援についての意見交換が行われた。
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