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2003/10/12
岡田幹事長、釧路市で政権公約の現実性をアピール


3連休中日の12日、民主党の岡田克也幹事長は北海道を訪れ、夕方から釧路市で開かれた北海道7区公認予定候補の「民主党政権公約アピール集会」に参加。会場を埋めた300人を超える聴衆を前に、民主党のマニフェストの中身を示し「この国の既得権や古い政治の壁をみなさんの一票で打ち壊してほしい」と訴えた。

 岡田幹事長はとりわけ、選挙の争点でもある年金、高速道路無料化の問題等を取り上げた。年金問題では税のムダ使いを見直すことで生まれる財源で、5年間かけて基礎年金の国庫負担を1/2に引き上げ、09年をめどに所得比例年金と国民基礎年金とからなる「二階建て」の年金制度を創設すると語った。新制度体系の財源として消費税引き上げを明示した点について岡田幹事長は、「財源を示した信頼できる内容でなくてならない」と語り、対する自民党の年金政策を「理念だけで具体性に欠ける」と批判した。

 また、諸外国に例のない年間9兆円もの道路予算の使い方を見直し、そのうちの2兆円を充てることで高速道路無料化は実現し得ることなどを説明。税の使い方を改めることで国民本位の政策が実現できる、と具体的に訴えた。

 集会には、北海道選出の峰崎直樹参議院議員も参加した。
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