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2003/10/13
「小泉改革宣言は先送りマニフェスト」=菅・小沢大分遊説




民主党の菅直人代表と小沢一郎前自由党党首は13日、大分1区の推薦予定候補者の応援のため大分市を訪れ、街頭演説と記者会見を行った。このなかで菅代表は、先に自民党が決定した政権公約について「郵政や消費税など多くの重要課題はすべて総裁任期3年のあとに先送りした『先送りマニフェスト』だ」と断じた。

 また、小泉首相が「民主党は郵政公社の役人に支援されているから改革できない」と民主党を批判したことについて、「郵政公社で仕事をしている人々には、特定局の人も組合に所属する人もいるが、しっかりまじめに仕事をしている人が大部分。自分たちを応援するのは良く、相手を応援するのはけしからんというのはフェアではない」と反論するとともに、「郵貯・簡保資金の扱いも含め、全体としてより踏み込んで提案しているのは民主党だと自信を持って言える」と強調した。

 小沢前党首も、自民党の政権公約について「書いてある文言は、自民党や官僚一流の先送り、ゴマカシ、何もしないための文章で、とても政権公約の名に値しない」と一言で切って捨てた。
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