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2005/10/31
野田国対委員長、会見で、年内の臨時国会開催を改めて要求
野田佳彦国会対策委員長は31日午前、国会内で定例の記者会見を開いた。

 野田国対委員長は冒頭、本日、定例日ではないが本会議が開かれ、障害者自立支援法案(閣法)と障害者自立支援・社会参加促進法案(民主党議員立法)の討論・採決が行われると語った。

 野田国対委員長は「会期中ぎりぎりのところの内閣改造で、国会にも色々影響が出てくる」などと述べ、新閣僚が1月の通常国会開会まで、所信を述べずに仕事をする状態を放置すれば、「国会の怠慢」だと指摘。新閣僚の所信を聞く機会を設ける必要があるとした。

 また、イラクへの派遣期間の期限が切れる自衛隊の問題や米国産牛肉の輸入再開問題について、「年内どこかで政治判断が行われる」との見解を示し、在日米軍の基地再編や議員年金の問題も含め、年内に臨時国会を開き、議論すべきだと主張した。その上で、本日、野党国対委員長会談を開き、与党に臨時国会の開催を働きかける方針を明らかにした。
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