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2003/10/31
菅代表、地元県民と沖縄の未来を語る


民主党の菅代表は31日、沖縄県那覇市内で車座対話集会を開いた。集会にはおよそ50名の人が集まり、地元沖縄県出身でミュージシャンの喜納昌吉さんも参加した。
 
 集会で喜納さんは、「沖縄で使われる予算の中で、県の予算がご飯代だとすると、おかず代というかたちのそれ以外の予算は中央に握られている構造になっており、県民もそれを受け入れてしまっている。民主党はそれを打ち砕く方向で頑張っていただきたい」と話した。また、沖縄の海を30年撮り続けている写真家も参加。自らの作品を掲げながら、環境破壊が進む現状を訴えた。他にも「基地問題」「これからの日米関係」「年金問題」「介護保険の今後」「1国2制度について」など多くの質問、意見が出された。
 
 菅代表は、「基地の縮小は極東アジア全体の大きな戦略としてやらなくては今までの繰り返しになってしまう」「介護保険などは、ルールは国が作るが、最終的に地域の特性を活かして工夫しながらやるのがいい」など、時間の許す限り、熱心に質問に答えた。
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