2005/09/20
新執行部初の常任幹事会で、構成や日程などを確認
|
党本部で20日午後、第344回常任幹事会が開かれ、川端達夫常任幹事会議長の司会のもと、新たな常任幹事会の構成を確認するなど、新執行部の骨格が示された。
冒頭に前原誠司新代表が、「この国会は闘争心を持って闘っていかなければならない。敵は自民党であり、今の政治を変えていかなくてはならない」と挨拶した。
続いて、鳩山由紀夫幹事長が「特別国会を党再生の第一歩としなければならない。それぞれの立場で頑張ってもらいたい」と述べ、報告事項に移った。幹事長からは、新しい常幹メンバーが報告されるとともに、ブロックを代表する常幹を10月3日までに正式に決定すること、常幹議長が欠席した場合には代議士会長が会議の運営に当ること、総選挙総括はたたき台を作成中であり、作成過程で衆参両院議員や落選者などの声を聞く機会を設けること、などが報告された。
野田佳彦国会対策委員長からは、同日午後3時から各派代表者会議が行われ、21日の首班指名、26日の開会式と首相の所信表明演説、その後の代表質問や予算委員会などの日程が協議されるとの報告があった。
続いて輿石東参院幹事長からは、参院においては参院幹事長選挙と参院会長選考が行われていると報告された。
松本剛明政策調査会長からは、21日午後、初閣議を行うとの報告があった。
また、常幹メンバーからの質問に答えて、前原代表からは、いつの総選挙においても政権を取りに行くつもりであり、そのために候補者の選定を急いでいること、また党の体力をつけるためには4年に一回の統一自治体選挙が重要であるとの見解が示された。野田国対委員長からは、筆頭理事とネクスト大臣を原則として一致させていくとの方針が示された。
次に、報告・承認事項として、鳩山幹事長より自らが長となる「党機構改革検討委員会」を設置し、2月以内に結論を得て、年末の党大会に提出したいとの提案があり、承認された。
続いて協議事項に移り、鳩山幹事長より覚せい剤所持容疑で逮捕された小林憲司前衆院議員に対する除籍処分および東海ブロック比例名簿からの抹消が提案され、決定された。
最後に、羽田孜最高顧問より、衆院選挙で支援を頂いた団体への配慮を忘れるべきではないとの発言があった。
|
|
|
|