2005/09/21
代議士会で前原代表への首班指名を確認 委員長特権廃止も
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特別国会召集日の21日午後、前原誠司代表の下、初めての代議士会が開かれ、首班指名選挙における前原代表への投票、副議長には横路孝弘元副代表へ投票することが改めて確認された。
冒頭、挨拶に立った野田佳彦国会対策委員長は、「ここに戻ってこられなかった60数名の方の無念を含めて、しっかりした国会対応をしていきたい」と表明。
国会の会期については「閣法が20数本用意されているなか、このような(短い)会期は聞いたことがない」と批判。
「特別国会を閉じてからイラク特措法による自衛隊派遣の延期、内閣改造をすることになる。従って新大臣の所信表明もない。(政府・与党提出の)郵政民営化法案の審議以外、やらないと思わざるを得ない」と述べ、会期には反対を表明し、闘う国会を目指していくことを明らかにした。
代議士会の最後に挨拶した前原代表は「3分の2以上の与党と対峙するのは並大抵ではない。さまざまなテーマで切り込むが、税金の無駄遣いを徹底的に正していく」と発言。議員年金の廃止に向け、今国会で議員立法を提出するとした。
また、(国会の常任・特別)委員長の特権の一部を廃止し、我が党の委員長は委員長招待をしないし、また委員長招待を受けないことを表明。「『隗より始めよ』でやりたい」などと述べ、税金の無駄遣い是正、議員特権の廃止に向けて進んでいくことを明らかにし、「誇りと自信をもって闘っていこうではないか」と結んだ。
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