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2005/09/29
代表質問「常にいいものにしていきたい」 前原代表が記者団に
前原誠司代表は29日午後国会内で、記者団の質問に答え、昨日の代表質問に関して「反省すべきところは自分にもあるので、アドバイスを受け常にいいものにしていきたい」と語り、新代表らしく今後も小泉首相を追い詰めるために論戦の腕を磨いていくとした。

 さらに、明日30日に予定されている予算委員会での質問に関して、代表質問で詰め切らなかった点を再度取り上げるとして「どういう国家像を示すのか、財政再建を含めて」とし、「外交・安保に半分ぐらいの時間を割く」ことを明らかにした。

 また、牧山弘恵さんを擁立した参議院神奈川選挙区の補選に関して、「相当厳しい選挙だと思うが、与党を勝たせすぎたと国民が反省している。また、我々も反省し郵政に関しても対案を出し、是々非々を貫く姿を国会でも示すことで勝ちにいきたい」と決意を語った。

 政党の収支報告が公表されたことに関連し、政党助成金に頼る党の財政に関する質問には「健全な野党が存在しないと民主主義が機能しないことを訴え、広く薄く献金を集め健全化を図りたい」と語り、他の政党に比べて政党助成金の収入に占める割合が高い党の財政の健全化にも取り組む姿勢を示した。しかし、資金集めに活動の重点を置くようなことは本末転倒であり、政党助成金制度の趣旨にも反するとの認識も示した。
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