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2003/11/18
【常任幹事会】来年参院選、次回総選挙での政権交代誓う
民主党は18日、総選挙後初めての常任幹事会を開催し、総選挙の総括、19日から始まる特別国会への対応方針などを了承した。

 冒頭あいさつに立った菅直人代表は、「政権選択、政権交代を残念ながら実現できなかったことは率直に認めなければならないが、解散時を40議席上回る177議席を得ることができたことは一つの大きなステップ。来年の参院選、次回総選挙では、この177人と、今回惜敗した候補者、新たな仲間も加わって、必ず政権交代を実現できる」と表明した。

 岡田克也幹事長からは、無所属の渡部恒三、田中真紀子、吉良州司の3議員とともに統一会派「民主党・無所属クラブ」を構成することが報告され、これを了承した。統一会派は、首班指名・予算等については会派拘束をかけるとともに、民主党の「次の内閣」など日常的な政策・国会活動等でともに活動を進める。

 また、来年の参議院選挙候補者として、岐阜県選挙区で現職の山下八洲夫氏(61)を公認候補者とすることを決定。11月21日告示、30日投開票される東京都議会議員補欠選挙(渋谷区選挙区、定数2)では、新人の大津浩子さん(43)を公認することを了承した。
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