2003/11/19
「第2次小泉政権は国民に背を向けた政権」菅代表
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民主党の菅直人代表は特別国会が召集された19日午後、国会内で記者会見し、自衛隊のイラク派遣、経済、道路公団改革等の山積する問題を前に十分な審議時間を民主党が要求したにもかかわらず、与党側が会期を9日間とした点を「小泉政権の再スタートに当たり、特別国会でも所信表明を行わず、臨時国会も開かないとなると、来年1月の国会まで総理が何も所信を述べないことになる。これは異常であると同時に、国民の前で自分の意見を言うことを恐れ、逃げていると言わざる得ない」と指弾。「所信表明を行わない第2次小泉政権は国民に背を向けた政権だ」と断じた。
イラクへの自衛隊派遣をめぐって政府が玉虫色の見解を繰り返している点については「反対する国民の声を受け止め、総理はきちんと国民と米国に説明すべき」と語った。
また、衆議院選挙中に小泉首相が「予算を見れば政策内容がわかる」と繰り返してきた点をあげ、「いよいよ予算編成時期となるが、単に役人が示した数字の積み重ねではなく、政府の方針、考え方を明確にした予算を示してほしい」と注文をつけた。
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