2005/04/12
ホーレ局長がノルウェーの男女共同参画について講演
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民主党男女共同参画委員会は12日、『次の内閣』子ども家庭省設置準備ワーキングチームと共催で、ノルウェー子ども家族省家庭政策・男女平等・保育局長のアルニ・ホーレ氏を招き、「アルニ・ホーレ氏来日講演と意見交換会」を党本部で開いた。
冒頭、男女共同参画委員長の水島広子衆議院議員(同ワーキングチーム座長)は、「子ども政策・家族政策を主管し、きちんと統合する省庁が必要だということで、民主党はノルウェーを見習って、昨年の参議院選挙のマニフェストで子ども家庭省の設置を掲げた」と語り、「日本における男女共同参画を進めていく上で、示唆に富む話が伺えるものと思う」と挨拶した。
ホーレ局長は講演で、様々な法律・改革・制度が網の目のように張り巡らされることにより、より良き家庭生活が確立し、男女平等が確立し、出生率の上昇に寄与したノルウェーの男女共同参画施策を具体的に説明した。また、子ども家族省の構成と担当分野を語るなかで、省庁横断的に課題を調整するため、折衝を行う官庁が必要であるとの見解を改めて示した。
講演後の意見交換会では、男女共同参画の分野で先進国と言われるノルウェーの施策について、出席者から活発に質問が出された。
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