2005/04/15
衆院補欠選挙では誤りない『日本の選択。』を 川端幹事長会見で
|
川端達夫幹事長は15日の定例記者会見で、昨日の年金改革両院合同会議について「憲政史上初めての仕組みで、全党参加でスタートできたことに大きな意義がある」との見解を示した。かくあるべしという具体案を持って民主党が議論に参加したのに対し、与党は具体的な方向性や施策を提示しなかった点について、川端幹事長は、「熱意を感じられなかったのは極めて残念」とし、改革の是非ではなく、どう制度を改めるかについて「具体的な方策を示すべきと迫っていきたい」と今後の抱負を述べた。
衆議院統一補欠選挙について、川端幹事長は、年金改革の推進か現状維持か、改めて問われる選挙になってきたと見解を示し、世論の後押しによって、中身の議論を進める結果にしたいと語った。「両候補とも元気いっぱいスタートした」と印象を語った川端幹事長は、接戦といわれる状況の中で「総力を挙げ、24日に勝利を得られるように頑張りたい」と、改めて熱意を述べた。
川端幹事長はさらに、(1)年金改革を本当に進める、(2)言葉だけが踊る理念なき改革を続けず、本当に国の形を変える改革を進める、(3)税金の無駄遣いや国民生活の負担増をさせない、以上三つを争点として挙げ、民主党の掲げる『日本の選択。』という旗を支えてほしいと語った。川端幹事長は「一人でも多くの有権者の皆さんに足を運んでいただき、誤りない『日本の選択。』を(行い)、全国300小選挙区を代表する2つの選挙区で勝利させていただきたい」と改めて訴えたいとした。
記者団からの質問で、衆議院の憲法調査会の最終報告書について、改めてどう評価するかを問われた川端幹事長は、「民主党の憲法調査会の中では、各論を整理している段階」と指摘したうえで、「5年にわたり幅広い議論を重ね、方向性が出たこと」および「これから世論を巻き込んで憲法の議論をする段階に入る節目を迎えるという点」には大きな意義があると表明した。
|
|
|
|