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1998/04/02
参院予算委公聴会で笹森・連合事務局長陳述
 参議院予算委員会の2日の公聴会で、笹森清・連合事務局長が公述人として意見陳述した。笹森氏は「未曾有の危機的状況」と経済情勢への認識を示し、「政策転換のタイミングを失っている」と政府を厳しく批判。「このような緊縮・抑制型の予算を組むことは景気を一層悪化させる。減税による個人消費の回復なくして、消費不況から脱出する道はない」と、6兆円規模の減税の実施を求めた。民友連の広中和歌子議員の質問に対しては「財政構造改革は正常な経済状況に戻るまですべきではない」と述べた。
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