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1998/04/17
参院予算委 総理の政策転換、説明求める
 参議院予算委員会は17日、経済問題に関する集中審議を行い、会派「民主」からは久保亘、伊藤基隆両議員が質問に立った。
 久保議員は「経済の実情から景気対策を優先せざるを得ないと判断したなら、政策転換のための協力を国会に求めるべきではないか」とただしたが、橋本首相は「財政構造改革の必要性は一方にある」と、はぐらかす答弁を繰り返した。

 伊藤議員は「銀行と取り引き企業の間の不信、外国と日本の間の不信という2つの大きな信用不安がある」として「政府の政策に大きな責任がある」と追及したが、政府側は銀行の貸し渋り対策などを答えるにとどまった。
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