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1998/04/28
新体制で初の常任幹事会/政治改革本部の方針などを確認
 民主党は4月28日、常任幹事会を国会内で開催した。すでに4党の統一準備会の合意にもとづく新体制による幹事会を開催してきたため、27日の統一大会翌日の会議は第7回となった。
 菅代表は「最初の正式な幹事会。新しい民主党に対して、国民の目は温かいというより、本当にやってくれるのかなと、厳しいが、真剣に見ている」とあいさつ。羽田幹事長は「政権を揺るがすことがわれわれの目的だ」と決意を語った。

 伊藤英成政調会長より法案対応などの政調報告、石井一国対委員長より野党国対委員長会談などへの取り組み報告、山花貞夫選対委員長より参院選予定候補者の選考状況などが報告され、鹿野道彦・政治改革本部長は政治家の倫理について「民主党議員1人ひとりに覚悟を持っていただきたい」と今後の取り組みへの決意を求めた。

 この他、「不況、倒産に直面している中小企業対策本部を設置してはどうか」との意見が出され、次回幹事会までに協議することとなった。
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