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2005/08/02
政権交代への熱い思いを共有 2日間にわたった新人研修会終了


1日から開かれていた民主党の新人研修会は2日午前、最後のプログラムである川端達夫幹事長の講話と質疑で終了。政権交代への熱い思いと、後は実践あるのみとの固い決意を共有した。

 川端幹事長は講話の中で、現在の政局に触れ、「地元の人には絶対解散だと言って運動を」と檄を飛ばすとともに、自らの選挙の経験を披瀝した。また、なぜ政治家を志したかの原点を常に確認しながら話すことが必要で、そうでないと思いが伝わらない、と話法の秘訣を伝授。「選挙による政権交代の大事業に、自ら能動的に関わっているのだとの思いをもって、これから活動して欲しい」と訴えた。

 また、川端幹事長は質問に答えて、「民主党に政権が変わったらこう変わるということを、一言で分かりやすく言うことが、選挙の重要なポイント」として、政権交代だけでなく、政権交代によって日本をどう変えるのかを、選挙の争点として打ち出すことを明らかにした。

 続いて石井一副代表が、「研修会で得たものを、火の出るような勢いで実践してもらいたい。風といわずに台風を起こしてもらいたい」と檄を飛ばした。

 最語に、玄葉光一郎選挙対策委員長が、「人事を尽くして天命を、の人事。自分にとって人事とは何かを考えてもらいたい」と、総選挙までの残された期間の活動の基本を訴えた。

 研修会終了後、玄葉選対委員長は記者団に、「緊張感のある研修会だった。新人のレベルにあわせた、きめ細かな実践的な研修会ができた」などと感想を述べた。
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