2005/08/08
首相の独りよがり解散を受け有楽町で街宣 民主党への支持訴える
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衆議院解散を受けて民主党は8日夜、東京・有楽町マリオン前で緊急街頭演説を行った。
司会者としてマイクを握った蓮舫参議院議員は、「8月30日公示、9月11日投票の総選挙日程が決まったが、何のための解散なのか、今もってわからない」と強調。郵政民営化法案は小泉首相の独りよがりな政策に過ぎないとする考えを主張した。
本日の参議院本会議で自らも反対票を投じた榛葉賀津也参院議員は、郵政民営化法案をめぐる自民党内の一連の混乱の中、「変人どころか変人以上だ」と小泉首相を批判した森前首相の発言を受けて、「そんな変人にこの国のトップをやっていただいては困る」と指摘。政権交代の必要性を訴えるとともに、民営化前に公社化後の4年の経過を見るのが妥当な線だとする見方を示し、「現在の日本にはもっと大事なことがある」と訴えた。
参議院郵政民営化に関する特別委員会の委員として、郵政民営化法案の審議を見守ってきた党副代表の岡崎トミ子参院議員も、「この法案の中身がいかにおかしいか、審議を通じて深く掘り下げてきた」と報告。特に過疎地域では不可欠なユニバーサルサービスを今回の郵政民営化法案では保持できないとの見方を示し、「この法案ではダメだ」と批判するとともに、「小泉総理の独りよがり解散だ」と断じた。
中山義活国民運動委員長も登壇し、解散に及んだ衆議院本会議の状況を報告。「理不尽な解散だが、これを政権交代に結び付けていくことが大事」と主張。国民の目線に立った政治の実現に向け、選挙戦を通じて力を尽くしていく考えを示した。
蓮舫参院議員は最後に、「皆さま一人ひとりの期待に応え得る政権はどこか、投票用紙に思いを込めて、政権を選んで欲しい」と述べ、民主党への支持を訴えた。
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