ニュース
ニュース
2005/08/14
岡田代表、神奈川県内で精力的に党への支持の訴え展開




岡田克也代表は14日、神奈川県内5カ所で街頭演説を行い、神奈川の各選挙区から立候補する予定候補者とともに、将来に責任を持つ政党として具体的な政策を掲げ、国民の皆さんに政権選択の判断を願う民主党への支持を訴えた。

 横須賀中央駅前で、岡田代表は、神奈川県選出の若林秀樹、千葉景子両参議院議員、神奈川11区の斉藤つよし予定候補者に続いてマイクを握った。

 岡田代表は、演説の冒頭、今回の総選挙は、皆さん一人ひとりの意思表示によって、これから3〜4年、日本の先々が決まるものだと指摘。「日本として何をなすべきか、どういう選択をすべきか、まさに政権を選択する選挙」だと訴えた。

 選挙の争点について岡田代表は「小泉首相は郵政選挙だと矮小化し、国民の目をあざむいて投票に持ち込もうとしている」と鋭く指摘。郵政改革については、もちろん必要ではあるが、今回廃案になった郵政法案では絶対にその目的を達成できないと語った。その上で岡田代表は、民主党は「限度額の段階的縮減」すなわち現在1千万円の郵貯の預入限度額を下げ、100兆円が民間に流れるような、本当の改革を実現すると表明した。

 横浜駅西口では、神奈川1区の佐藤謙一郎、同2区の大出彰、同5区の田中慶秋、同6区の池田元久各予定候補者がそろって岡田代表と街頭演説した。

 岡田代表は、「小泉自民党か、岡田民主党か」が一人ひとりに問われる総選挙で、民主党が政権を獲得した後の政権運営手順を示した500日プランを発表したと聴衆の皆さんに報告。「国民の声を聞く今までとは違う政府を作り、徹底的にムダを排除する」と固い決意を表明した。

 岡田代表は「大きくこの国を変える。私は、日本を、あきらめない。もう一度夢をもてる日本にしたい。政治がしっかりと自覚をすればまだ間に合う」と訴えた。さらに、英国のブレア首相とロシアのプーチン大統領がともに40代でその任についたなどと述べ、52歳の岡田代表自身を、戦後生まれの初めての総理として、皆さんの手で押し上げていただきたいなどと要請。「本当にこの国を変えていく改革をやらせていただきたい」と国民の皆さんに賢明な判断を求めた岡田代表に対し、聴衆から大きな拍手と声援が沸き起こった。
記事を印刷する