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2005/08/16
岡田代表、日本を立て直すために長崎県で政権交代を強く訴える


岡田克也代表は16日、長崎県を訪れ、佐世保市では宮島大典・長崎4区予定候補、長崎市では高木義明・同1区予定候補、大村市では山田正彦・同3区予定候補とともに街頭演説会に臨んだ。民主党が自民党に代わって政権を担う意義を、丁寧かつ力強く訴える岡田代表らに、多くの聴衆や支持者は、暑い中、足を止め、長時間にわたって話に聞き入った。

 演説の中で岡田代表は、「小泉さんが総理になって4年間。結局何にもできなかった。4年間かけてできなかったものが、これからもできるわけがない」と、首相の口先ばかりの改革を批判。その上で「民主党が政権を取ったら、年金や介護などの社会保障制度の抜本改革を徹底してやる。3年間で10兆円の歳出削減をし、無駄を省いて財政の立て直しをしっかりやる」と表明した。

 岡田代表はさらに「公立の小中学校を、現場の教師や地域の人たちとともに立て直す教育改革。18兆円の権限と財源を地方に移し、『地域のことは地域で』の分権の推進。衆議院議員の数を480人から400人に減らす。国民に負担を求めるなら、まず自ら痛みを負わなくてはいけないので議員年金を廃止する」などと主張。これから数年先を見据えた、多くの政治課題に関する民主党の政策を語りかけた。

 この日岡田代表は、当初は9日の原爆の日に訪れる予定であった長崎市内の平和公園にも足を運び、平和祈念像の前に献花を行った。
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