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2006/04/18
田名部両院総会長ら、柏市などで民主党の主張を力強く訴える


 18日夜、田名部匡省両院議員総会長(元農林水産大臣)や広中和歌子(元環境庁長官)をはじめ、多くの民主党の衆参議員が千葉県柏市や松戸市で、民主党の主張を次々に訴えかけた。

 このうち、JR常磐線の南柏駅前には、田名部両院総会長のほかに、辻泰弘・前川清成・尾立源幸(調査局長)・広田一各参議院議員、柚木道義衆議院議員が次々に駅前に立ってマイクを握った。田名部両院総会長は特に、国と地方あわせて1000兆円にも及ぶ借金の問題を取り上げ、家計に例えれば、40万円の収入しかないのに54万円も使う家庭があるかなどとして、「だらしのないことばかりしている」自民党政権を痛烈に批判。「政権の座にある者は、もっとしっかりしてもらわないと困る」と苦言を呈した。その上で田名部両院総会長は、「次の世代の子どもや孫のため」の政治を実現しようと、力強く聴衆に呼びかけた。

 辻・前川・尾立・広田・柚木各議員らも次々に民主党の政策を明快に説明。「昨年の総選挙から、今の政治・暮らしはどうなったか」、「改革という言葉ばかり踊って、少しでも生活は良くなったのか」などと問いかけ、サラリーマン増税はしないとした小泉・自民党政権の不誠実さを批判しつつ、官僚の天下りを許さない「しがらみのない政治」、「皆さんの目線で皆さんの税金の使い途を決めていく政治」の実現などを訴えた。

 また、東武野田線の豊四季駅前にも、広中和歌子副代表、野田佳彦前国会対策委員長、簗瀬進参議院議員、三谷光男・石関貴史両衆議院議員らが駆けつけ、民主党の政策を訴えかけた。
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