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2006/04/18
明日の行革特で菅代表代行を先頭に厳しく質問 荒井委員長代理
 荒井聰国会対策委員長代理は18日午前、国対役員会を終えて記者会見を開催し、衆議院千葉7区補欠選挙への取り組みや、衆院行政改革特別委員会の状況などについてコメントした。

 千葉7区補選については、渡部恒三国対委員長から「全党挙げて取り組もうとの呼びかけがあった」ことを荒井国対委員長代理は明らかにし、あわせて明日と明後日に予定されていた国対役員会は中止とし、補選に全力で取り組むよう国対からも強く要請したことを明らかにした。また、現地の情勢についても、「大変大きな手応えを感じているようだ」とした荒井国対委員長代理は、「最後まで気合いを入れて取り組みたい」との意欲を改めて語った。

 また、行政改革特別委員会については、「大きな進展を見る」とし、明日、テレビ中継も入る中で、「菅直人代表代行など論客が、厳しい質問をする」ことを報告。参議院についても直嶋正行・小川敏夫・大塚耕平各参院議員を理事として、特別委員会を設置したとの報告があったことも明らかにした。

 荒井国対委員長代理は更に、耐震強度偽装問題について、「司直の手で、いよいよ本格的な捜査に入ったようだ」との見方を示しつつ、こうした事態に至る前に、自民党の伊藤公介衆院議員の永年表彰を済ませてしまおうという「思惑があったのではないかという感じさえしている」と指摘し、問題の真相究明に期待すると語った。

 消費者金融のアイフルの問題に関しても、民主党は1999年当時に既に、貸金業の上限利息を下げるべきとの法案を提案したにも関わらず、自民党が難色を示して現在の利率になっていることを指摘。自民党族議員の抵抗について、「その責任は大変重い」と批判した。
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