ニュース
ニュース
2006/04/25
常任幹事会で千葉補選結果、人事、決算監査などを報告


 4月25日午前、国会内において第370回常任幹事会が開かれ、衆院千葉7区補選結果、執行部交代にともなう役員人事、2005年度決算監査などが報告された。

 会議は川端達夫常任幹事会議長の司会の下で行われ、冒頭に小沢一郎代表が挨拶した。小沢代表は、「千葉補選はみんなで力を合わせていい成果を上げられたことに心から感謝する」と述べ、さらに「全員の成果であり、民主党にとって、日本の議会政治の将来にとって大きな意義がある」と述べた。そして、大きな意義を持つ来年の参院選に向けて全力で力をあわせていきたいと語った。

 続いて鳩山由紀夫幹事長が、千葉7区補選での協力に感謝するとともに、新たなブロック選出常任幹事が北海道ブロックでは三井辨雄衆院議員、東京ブロックでは小川敏夫参院議員、中四国ブロックでは高井美穂衆院議員、九州ブロックでは西岡武夫参院議員となったこと、南関東ブロックでは補選があったため新たな常任幹事がまだ選出されていないことを報告した。

 荒井聰国対委員長代理は、衆院法務委員会が共謀法の審議強行をめぐって不正常な状態に陥っていること、そして同法案への民主党の修正案が出来た段階での審議再開を求めていること、さらに政府提出の教育基本法案については特別委員会ではなく文教委員会で審議すべきと主張していることを報告した。

 平田健二参院国対委員長は、男女雇用機会均等法改正案の見直しを要求していること、参院での行革法案の審議が始まることなどを報告した。
 報告事項の終わりに羽田孜最高顧問が発言を求め、千葉補選について、わが党が出発してからこんなに党が一つになったことはないとし、「一枚岩になることが政権交代につながる」と訴え、拍手が沸き起こった。

 次に報告・承認事項に移り、鳩山幹事長が小川敏夫参院議員が常任幹事就任に伴って倫理委員を外れるため、新たに池田元久衆院議員と朝日俊弘参院議員を倫理委員に任命すること、各対策本部などの特別機関を従来通り設置すること、2005年度の党会計決算の監査結果について報告し、承認された。

 広中和歌子パーティー実行委員長(副代表)から、パーティーの実施方法について報告があり、承認された。

 安住淳選対委員長は、荒井聰衆院議員の国対委員長代理就任に伴い、新たに三井辨雄衆院議員を選対委員とすることを報告し、承認された。また選対委員長は、今後参院選候補者の内定作業を加速し、現職議員についてもヒアリングを行い、環境が整い次第第一次公認内定を決定したいと語った。

 大畠章宏組織総局長は、総支部の設立および堺市の政令指定都市化にともなう行政区支部の名称変更を報告し、承認された。
記事を印刷する