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2006/04/25
緊急会見で、男女雇用機会均等法改正の党修正案内容を記者発表
 参議院厚生労働委員会で25日、審議入りした男女雇用機会均等法改正案(内閣提出)を受けて、民主党・新緑風会の同委員会の理事・委員が国会内で記者会見し、修正に向けて取り組む考えを示した。

 記者会見には、円より子、津田弥太郎、森ゆうこ、辻泰弘各参院議員が出席した。

 円議員は、法案で特に修正を勝ち取りたいポイントとして、長時間労働是正のため「仕事と生活との調和」を基本理念に定めること、間接差別禁止の規定を実効性あるものにするため、間接差別の対象に「賃金」を加えること、施行後3年をめどに均等法の見直しを行うことを挙げた。

 津田議員は「修正というかたちで出すところに意味がある」と述べ、国際的な基準に合う状況にするために、改正そのものに反対するわけではなく、より良いものにするという意味で修正案を出すと表明。森、辻両議員も法案の問題点を指摘し、より良い議論の上で修正に向けて政府を追及する考えを示した。

 円議員は、今後の対応について、質疑の終局時期は不明であるが、採決の前の段階で、委員長に修正案を提出したいと述べた。
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