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2006/01/18
鳩山幹事長、自民・松本議員の辞職表明を受け党本部で会見行う


鳩山由紀夫幹事長は18日午後、自民党の松本和巳衆院議員の議員辞職表明を受けて、党本部で記者団の質問に答えた。

 鳩山幹事長は冒頭、出納責任者が公職選挙法違反の罪に問われた責任を取って、松本議員が議員辞職したことへの見解を問われ、「当然だと受け止めている」と語った。

 議員辞職を受けて千葉7区で実施される補欠選挙への対応については、「候補者の擁立を急いで、必勝体制で臨む」と述べ、執行部で協議を行うとともに、先の総選挙で善戦の末に惜敗した内山晃衆院議員の意向を確認するとした。また、民主党再生の第一番目の旗手として一番ふさわしい候補を擁立し、勝利をつかむことが重要であり、相手候補を判断のよりどころにはしないと述べた。

 さらに「綱紀粛正を互いに誓い合う場にすることが何より大事だ」として、与野党とも、「政治家の不祥事に対する出直しの選挙」という覚悟で臨むべきと指摘。民主党としては、迂回献金を禁止する法案作りなどに取り組むと表明し、自らを厳しく律するかを補欠選挙の争点にしていきたいとの考えを示した。
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